【凝り固まった概念に気づく】
ビジネスにおいて最も重要な課題との向き合い方について4つのポイントをお伝えしました。
課題に直面したとき、
1人で考えていても、
つい狭い視点で物事を判断すると、
思う結果に結びつかなかったり、
課題解決の糸口が見つからなかったりします。
そんな時に、
同じ志を持つ仲間や
身近な相談者、
逆に職種の全く違う人と話すだけでも
解決の新しい糸口がみつかります。
1.視点を多く持つ
2.視点を広げる
3.凝り固まった概念に気づく
4.自立姿勢を持つ
この
3.凝り固まった概念に気づくについて考えると、
解決策が見つかることも多いのです。
【固定概念に縛られる】
私たちは自身の「概念」に縛られて、
こうでなければいけない。
または、コレは無理。
自分にはできない。を
いつしか持ち備えてしまいます。
出来ないことばかりではなく、
コレは当たり前!
コレなら大丈夫!
など、人から「良くできるね!」
また、「凄いね!」
と言われることにも普通の事じゃないの?
と、受け止めます。
人は育った環境や出逢った人、 受け取ってきた情報、経験値によって、 「概念」がうまれ 知らないうちに「概念」に当てはめて、 考え行動します。 起こったことや物事を理解するとき、 無意識のうちにそのモノやコトの過去の共通点を見つける。 これを「概念」といいます。 「概念」とは、 自分の中にある正しいと思い込んでいる常識です。 私にもいくつかあります。
例えば、
「急がなければいけない」があります。
日本人にありがちな「急ぐ」は、
何度も何度も幼い時から刷り込まれた事実があり、
メッセージや電話には早く対応しなければ。
答えは早く出さなければ。
急いで信号を渡る。
急いで支度する。
急いで仕事に行く。
急いでご飯を食べる。
急いで結果をだす。
急いで、急いで!
これは、幼い時に、
「早く支度しなさい!」
「早くご飯食べなさい」
「早く宿題しさい!」
「早く学校行きなさい!」
「早く寝なさい!」
早く!早く!といい続けられているからです。
もう一つ例えるならば、
「きちんとしなさい!」
コレも多くの人が言われてきたんじゃないでしょうか?
私の中には、
しっかりしなければ。
きちんとしなければ。
が存在します。
こういった「概念」があるコトで、
知らない間に凝り固まった考え方や行動、
言葉を使います。
「概念」があるから常識も存在します。
常識を全て否定するわけではありませんが、
自分の中で創った常識に振り回されると、
上手くいかないコトが出てきます。
常識「概念」は人によって違う。
だからこそ人に歩み寄ることや、
常識「概念」からはみ出して物事を考えてみる、客観的に考えてみることが解決の糸口に繋がります。
物事を内側ばかりから見るのではなく、
外側から見る癖が大切です。
客観的に物事を捉えるためには、
全く違う「概念」を持つ人と話したり、
触れ合う、相談することで、
自分のもつ「概念」に気づくことが重要です。
私たちは「概念」に縛られて
自分自身を創っています。
【固定概念を変化させる】
私たちの未来を変えるのは、 「概念」を知り、変化させること。 コレもあり!と柔軟に考える癖を持つことです。 物事に捉われ過ぎると上手くいかないことが増えます。
大事なことは、拘りと手放してもいいことを
選択できる柔軟な心。
自身の「概念」を知ることで、
課題解決の糸口が見つかります。