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【8】ノンバーバールコミュニケーション
猫

こんにちは、鈴木です。

セラピストとして活動していくために
とても重要になるのが

コミュニケーション能力です。

セラピーとは、
基本的にお客様と直接会って行うものです。

占いや、スピリチュアルの
遠隔ヒーリングのように、

人と会わずに仕事ができるわけではありません。

だからこそ、楽しくもあり
お客様との接し方を難しく感じている方も多いでしょう。

多くの人が難しさを感じるのは、
いわゆる会話、言葉の

バーバルコミュニケーションです。

ですが、セラピストとしてお客様と接するにあたり、
言葉以外の

ノンバーバルコミュニケーション

のポイントを押さえておくだけで、セッションの質が
ぐんと上がります。

整体などの施術でも同じですし、
自分が先生として人前に立つ場合でも、
ノンバーバルコミュニケーション力が効果を発揮します。

ノンバーバルコミュニケーションとは、言葉以外で
相手との交流を図るコミュニケーションです。

これには3つのポイントがあります。


まず1つ目は「表情」です。

どんなに饒舌に話ができたとしても、
きつい顔や怖い顔、
辛そうな表情や自信なさそうな表情でセッションされたら

あなたならどう感じますか?

まず、そのセラピストに
「負」のオーラを感じるでしょう(苦笑)

能面のような無表情ではなく意識して楽しそうに話す、
またお客様の話を聞くって大事ですよね。

2つ目は、「動作(立ち居振る舞いと行動)」です。

つまり、
相手にきちんと向き合えているかどうか?です。
当たり前ですが、
相手の目を見てしっかりと話を聞く姿勢が大切です。

心ここにあらず・・・な人は
すぐにわかります。

もし、セッション中にお客様と視点がぶつからない場合は、
お客様とあなたの中に、何かしらの隔たりがまだあるかもしれません。

セラピストは繊細な方も多いですが、
仕事のうえではその繊細さを

「お客様の本音を引き出す敏感さ」

として、活かしてくださいね。
もしあなたが人前で話すのが得意でなかったり
セッションが苦手だったとしても、

ノンバーバルコミュニケーションを意識していくと、
堂々とふるまえるようになります。

コミュニケーションはよく、
ボール投げに例えられることがあります。

ボール投げをするとき、
相手と向き合い、
相手に「これから投げるよ」というポーズをとりながら投げませんか?
受け取りやすいように配慮しつつ、投げますよね?

コミュニケーションは、このボール投げと同じです。

正面に向き合い、
アイコンタクトをし、
あなたの真意を相手が受け取りやすいように心掛ける。

セッションの際は、
この前提環境を自分から創っていくのです。

乱暴なボールが受け取りにくいように、

人には、
自分のことをわかってほしい、大切にしてほしいという欲求があります。
なので、自分のことを「雑に扱われた」と感じると、
とたんに心を閉じ始めるのです。

逆に、

丁寧な振る舞いや、
ゆったりとした物腰や相手をいたわる姿勢がみえると、
心地いいと感じ、本音を言いたくなるものです。

最後、3つ目は「身だしなみ」です。

セラピストとして次のステージに行くには、この
見た目

を、かなり意識していく必要があります。

私が知る限り、個人で月収も50万以上稼いでいる
人気セラピストさんは、
この「見た目」の力を知っていて、
それを存分に発揮している方々です。

服装や髪型に気を遣っていますか?
お客様の前で、近所にお出かけするような恰好をしていませんか?
ジャケットを持っていますか?
「ヒールの靴なんて足が疲れちゃって」と言い訳していませんか?

人を見た目で判断するなんてひどい!
外見より中身が大事と思う方もいるでしょう。

ですが、よく考えてみてください。
あなたがスーパーに買い物に行ったとき、
野菜を選ぶ基準はなんですか?

腐ってなくて、
フレッシュで、
虫がついていなくて、
おいしそうなものを選びますよね?

買って調理して食べる前に、
見てくれのいい野菜や
賞味期限の切れていないものを選びますよね?

人も、同じなんですよ。

メラビアンの法則という言葉を聞いたことがありますか?

人の第一印象は、
見た目55%
音(声のトーンや抑揚・速さなど)38%
話の内容7%
と言われます。
要するに、人は五感からくる情報に
大きく感情を揺さぶられているのです。
だとすれば、見た目はとても大切です。

ただし、
ここで言う身だしなみとは、
高い服を着るとか厚化粧をするということではありません。

あなたの個性を十分に活かしたうえで、
清潔で、
かつ、セラピストとしての信頼を得られるかが大切なのです。

男性も同じですよ。
よほどのスーパーセラピストや
ゴッドハンドの持ち主でない限り、

女性は、
見た目に頓着ない男性と関わりたいとは思いません。

コミュニケーションとは、
相手から仕掛けてくるのを待つのではなく
まずは、あなたからアクションを起こすものです。

難しく考える必要はありません。
あなたが、あなた自身を丁寧に扱っていけばいいのです。
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