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【11】名刺のポイント
観覧車

こんにちは、鈴木です。

今回も、
セラピストが名刺を作るうえで大切なポイントを
お伝えしますね。

まず、
名刺は、あなた自身と連絡を取れることが前提です。

名刺をもらったのはいいけど、これから
どうやって連絡取るんだろう?

連絡を取れない名刺なんて、
あるわけないでしょ!

なんて思うかもしれません。
ですが実は、
セラピスト業界ではこんな残念な名刺が、結構多いんです。

たとえば、

アドレスが書いてあっても、
送ったメールが迷惑メールとして拒否される。
サロンを開いているというのに、
その場所がわからない。
セラピー予約の
メールアドレスが「携帯」「スマホ」のアドレスなど。

これ、
セラピストにありがちなのです。

あと、
「誰からかかってくるかわからないから、電話番号を載せていません」

という方も過去にいらっしゃいました。

それって、
本当にセラピストとして活動したいと思っているのでしょうか?

万が一、電話に出られない事情があるのなら、
メールぐらいは、しっかり受け取れる環境を整えておくことです。
また、
アドレスはスマホやガラケーの個人的なものではなく、
パソコン上でも確認できるアドレスのほうが
相手に与える印象が変わります。

特に、
企業や公共団体などでお仕事をしたい場合、

スマホやガラケーのアドレスは、ずばりNGです。
これも、「プロ」だと認められていない証拠なのです。

もし、独自ドメインが取得できないようでも、
今は簡単にフリーメールアドレスが取得できます。
(今は独自ドメインも安価で取れますし、長い目で
活躍したいのであれば、あらかじめ用意しておくのもありです)

また、名刺には
あなたが何者なのかがわかるよう、最低限の情報を記載しましょう。

たとえば、

◆ボディーセラピストなど、セラピストの種類また肩書き
◆簡単なサービスメニューや内容
◆ブログやfacebookやホームページなどのURL
◆あなたののコンセプトやメッセージ・キャッチコピー
◆貴方の顔を覚えてもらうための顔写真
◆屋号
◆住所
◆電話番号
◆FAX番号
◆お問い合わせが簡単にできるQRコードなど

など、
あなたを知ってもらうための情報が、
あの小さな紙にこれだけ盛り込めるんです。

いかがでしょう。
小さな四角い紙ですが、改めて考えると
名刺って使えると思いませんか?

私が、
セラピストとして独立し初めて名刺を作った時は、
まだサロンもなく、
自宅やカフェで個人セッションをやり始めたところでした。

スタッフなど誰もいません。
セッション経験も少なく、人脈などない中、

たった一人で始めました。

それでも屋号を考え、名刺に載せました。
それは、名刺を作ることにより

セラピストとして仕事をしていく
覚悟を決めたかったからなのです。

もちろん、
自分の名前だけでセラピストとして活動することもできます。
ですが、
屋号を決めることで、個人事業主としての覚悟が生まれました。

これが、プロになるという決意のしるしでもあったのです。

屋号には、自分の想いを反映させることができます。
好きな言葉や目指す世界、自分の価値観から言葉を選び、
ひとことであなたのビジネスを説明することも可能です。

もし、あなたがまだ自分の屋号を持っていないなら、

ぜひ、
これをキッカケに考えてみてください。

どんなセラピストになりたいのか?
お客様に、どんな風になってもらいたいのか?
何を感じてもらいたい場所なのか?
目指したい形が、屋号を通して見えてきますよ。

そうそう、なぜ私がここまで名刺を押すかというと、

実は、
名刺交換で軽くあしらわれたことがあるからです。

独立起業した当時、
とあるビジネス交流会に参加をしていました。

そこで、男性経営者と名刺交換をしたのですが、
その時

「あぁ・・・セラピストね」

と、軽くあしらわれたのです。
その表情は

「どうせ、起業ごっこのままごとだろ?」

といわんばかりでした。
おそらく、その男性は過去に何度か
「セラピスト」と名乗る女性と名刺交換の経験があったのでしょう。

その時の印象が、
セラピスト = 怪しい
セラピスト = ビジネスを知らない
セラピスト = 結局、何をやっているのかわからない

というイメージを刷り込ませてしまったのだと想像します。

私がただの資格取得者だけでなはく、
稼げるセラピスト、
ビジネスとして続けていけるセラピスト
そして、社会に役立つセラピストを育てる!と決意した背景には、

このような出来事も、実はあったのでした。
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